みなさんこんにちは。 新型コロナウィルスの影響で、もう2か月あまり全ての予定がなくなり、暗い気分の毎日が続いています。外出と言えば、家から東西南北にコースを定めて、1.5Hほどのウォーキングを一日おきにして、3日に一度の買い物のルールを守り、人が変われば可として、週一でスーパーでの買い物です。
没後24年、”小説職人”のようにただひたすら時代小説を書き続け、理想の郷をつくり、普遍の人間像を綴った藤沢周平。 登場人物は市井の人々、商人でも豪商ではなく丁稚であったり小さな店の店主であり、町の鍛冶職人や版木彫り職人、武士でも藩主ではなく下級武士、超人的な剣士や英雄豪傑はいない、時代が変わっていれば、あるいは自分でもあり得たような身近さを感じる。時代小説では珍しい、細かに描かれた水墨画を見るように目に浮かぶ風景の描写が、饒舌ではないが寡黙でもない、正確な筆の運びに魅せられて、すべての作品を読むことにした。
すべての作品と本を手元に置き、藤沢周平の「作品の世界」に近づくために、を創りました。
藤沢周平作品を、読むときの参考にしていただければ幸いに思います。
麻雀サークル・ボウリングサークル・サンゴの会(ゴルフ)会員:佐々木